第52回全国デイ·ケア研究大会2026 in 名古屋·愛知

ご挨拶

このたび、第52回全国デイ・ケア研究大会を、2026年5月15日(金)・16日(土)の2日間にわたり、名古屋にて開催させていただくこととなりました。

今後、2040年に向けて、高齢化が一層進展するとともに、65歳以上の高齢者の人口は一貫して増加する見込みです。これに伴い、中重度の高齢者や医療・介護双方のニーズのある高齢者が増加し、リハビリテーションサービスのサービス見込み量も増加することが予想されています。

リハビリテーションについて、医療保険で実施する心身機能・ADLの改善等を目的とした急性期・回復期のリハビリテーションから、介護保険で実施する活動・参加の維持・向上等を図るための生活期リハビリテーションへの切れ目のないサービス提供体制の構築が求められており、目的に応じて個別・集団での実施を行っています。
地域におけるリハビリテーションのニーズに十分に対応することができる、量と質の双方の観点から、通所リハビリテーションをはじめとする通所系サービスにおいて期待される役割は増すばかりです。

一方で、今後必要とされる介護人材の人数は、2040年に向け約57万人、2026年でも約25万人が必要とされると推計されており、利用者を支える医療・介護人材の確保と働きやすい環境の整備が喫緊の課題でもあります。

そこで本大会は、テーマを『Let's Create!-リエゾンで紡ぐ明日のデイ・ケアー』としました。介護DX、多職種連携やタスクシフト、利用者のエンパワメントの促進、新技術の活用など、新しい切り口でこれからも利用者一人ひとりの生きがいや自己実現を支援して、QOLの向上を目指すことができる集団である術を、共に創造する時間としたいと思います。

愛知県名古屋市は、2026年秋にアジア競技大会・アジアパラ競技大会の開催が予定されており、またリニア中央新幹線開業に向け再開発が進むなど、過去に訪れていただいた方にも新たな発見が待っています。名古屋港水族館のシャチ、名古屋城の金のシャチホコ、三種の神器の一つ「草薙剣」を祀る熱田神宮、名古屋めし…
名古屋で皆様のお越しをお待ちしております。

2025年6月吉日

第52回全国デイ・ケア研究大会2026 in 名古屋・愛知
大会長 岡田 温

ページの先頭へ戻る