実践家に役に立つライブでアクティブな大会にします！！

一般社団法人日本カウンセリング学会
第56回大会準備委員長　諸富祥彦

2024年度の日本カウンセリング学会の大会を明治大学で開催することになりました。
大会準備委員長の諸富です。従来の慣習にとらわれない刺激的で、実践的な大会にしたいと思っています。
一番の思いは「日々カウンセリングを実際にしている人に役に立つライブな大会にしたい」ということでした。
そのために、今回の大会では、講演やシンポジウムに加えて、大学でのリアルな集まりでも、オンラインでも、①公開スーパービジョン、②公開オープンカウンセリングの二つを柱の一つに加えました。
私自身もそうですが、カウンセラーとしての実力をあげていくのに、もっとも役に立ったのが、①他の方の事例を聞き、またスーパーバイザーの指導を共に受ける感覚で同席する、②名人と言われる方のカウンセリングの陪席をしたり、オープンカウンセリングをライブで体験する、という二つの体験です。その機会をかなり盛り込みました。
大会テーマは、「カウンセリングにおける統合」です。幾多あるカウンセリングの諸理論・諸技法をみずからの臨床実践の中で「どう統合するか」は誰にとっても避けられないテーマです。
「カウンセリングにおける統合」をめぐる講演やシンポジウムにも、かなり刺激的な論客にご登場いただけます。
公開スーパービジョンや、オープンカウンセリングなど、会場でも、オンラインでも、ライブでしか味わえない「実力派」の大会を目指しています。
「私自身も、客だったら、この大会にだけは参加したい」
そんな内容を目指して、あれこれ工夫しています。
会場はお茶の水駅から、徒歩5分もかからない明治大学です。
どうぞよろしくお願いいたします。